内閣府の高齢社会白書によると、団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者になる2025年には、認知症患者が約700万人になり、その後も増え続けると見込まれています。
一方で、高齢人口の急増とともに、FPの事業領域として何らかの形で高齢者に関わる事例は、今後さらに増えていくでしょう。こうした背景において、FPにとって、老年期特有の心身状態、とりわけ「認知症」に対する知識を備えておくことは不可欠であり、特にFPが医療・介護従事者と同じ土俵でコミュニケーションをとることがもし可能になれば、ビジネスを展開する上で大きな強みになるのではないでしょうか。
そこで、本セミナーでは、認知症とはどんな病気なのか、単なる物忘れとはどう違うのか、といった基本的な事柄から、介護にかかる費用まで、ケアマネ・理学療法士の資格を持ち自ら起業してデイサービスを運営する講師の視点で、さまざまな症例を織り交ぜながらお話を展開していきます。
また、FPビジネスのためだけではなく、一生活者としても、特に身近に認知症の方がおらずイメージがわきにくい方にとって、きっと有益な内容です。セミナーを受講することで、不安が少しでも軽減されるのではないでしょうか。
講師 松村 勝宜
開催日 平成29年8月26日(土曜)
時間 13時00分~15時00分
会場 エル・おおさか 本館 10階研修室5(地図)
認定単位 2単位 **FP継続教育単位認定講座**
科目 ライフ
受講料 3,000 円(税込)