生命保険は大きく分けると医療保障と死亡保障にわかれます。
そして、死亡保障に対応する保険としては3つのタイプがあり、定期保険、終身保険、養老保険というものがあります。
さらに分けていくと、逓減型とか、逓増型とか低解約返戻金型、ドル建てなどさまざまにありますが、基本的には「もしも亡くなったら」に対して保障するものです。
ここで考えていただきたいのが、「もしも亡くなったら金銭的に誰か困るのか?」ということです。
人は必ず死んでしまいます。しかし、「死んで困る人が居るか?」と聞かれると困る人が居ると答える方も困らないという方もいらっしゃいます。
保険で死亡保障を考えるにはここが一番大事になります。
「お葬式は出してもらいたいけど、家族に負担をかけたくない」ということであれば数百万円の終身保険に加入することがいいでしょう。
「子どもが大きくなるまでの学費と生活費が心配」という方なら、お子さまが大きくなるまでという期間限定なので定期保険がいいでしょう。
保険の見直しのご相談をしていて、どうして今の保険に加入したのかをうかがうと「これくらいの保険料なら払えるから」というお答えをいただく場合があります。
「払える保険料」ではなく「必要な保障」を考えて保険選びをしていただきたいと思っています。
もちろん、「必要な保障」に必要な保険料が家計の負担としてあまりに大きい場合は「払える保険料」のなかで優先順位をつける必要がありまが。